新型コロナウイルスに効く漢方薬? 感染防ぐ免疫力のアップが重要!

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 中国国営の新華社通信は1月31日、「中国科学院上海薬物研究所などが生薬製剤に新型コロナウイルスを抑える効果がある事を発見した」 と報じました。

 ドラッグストアに行列

 注目される漢方薬は、金銀花、黄芩(おうごん)、連翹(れんぎょう)の三味からなる生薬製剤。マスク同様、中国では報道直後からドラッグストアの前に行列ができ、現在はほとんど品切れ状態のようです。しかし、その直後には「効果があるかどうかは更に多くの実験が必要」「現在、新型ウイルスを予防、治療できる薬はまだない」と、冷静な対応を呼びかける報道も散見されました。処方内容からは、一般的な〝かぜ薬〟と思われる生薬構成ですので、正直筆者は懐疑的な立場です。非常事態となりますと、様々なデマや意図を持ったフェイクニュースなども多くなりますので、新聞やテレビなど、より信頼性の高いメディアから正しい情報を得る事が肝要です。

 重症化は2割

 まだまだ分からない事が多い、今回の新型コロナウイルス騒動ですが、現状ではっきりしていますのは、中国への渡航経験があったり、感染者と濃厚接触が明らかであったりするなどの条件が揃わないと、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査は受けられない、という事。また、仮に感染したとしても、〝重症化〟するのは、高齢者であったり、高血圧や糖尿病などの持病があって免疫力が低下しているであろう約2割の人という事です。

 免疫力を落とさない!

 このような〝事実〟から予想されますのは、「感染予防には体力・免疫力を保持する事が最も重要」(手洗い、消毒、マスクの着用などはもちろんですが)「強い体力・免疫力を維持、増進出来れば、感染しても重症化のリスクは少なくなる」という事です。

 寒い時期の〝守り神〟

 従前より当薬局では、かぜのシーズンやインフルエンザが流行している時などは、出来るだけリスクを減らす意味合いから、鹿茸(ろくじょう)、紅参を配合した生薬製剤を、また、悪寒や発熱など感染の初期症状が見られる時には牛黄(ごおう)、人参、麻黄などを組み合わせて使用しています。日頃から持病を抱えて、色々なお薬を飲まれていましても併用する事が可能ですので、寒い時期の〝守り神〟となってくれます。
 
 〝自然治癒力〟に期待

 東洋医学は、貴方が自分自身の力で自分の病を治す〝自然治癒力〟に期待します。薬剤師として少し専門的に考察させて頂くと、仮に新型ウイルスに対するワクチンが開発されたとしても、感染を繰り返すうちにウイルスが変異すれば、そのワクチンは無効となってしまいます。ちなみに、同じコロナウイルスであるSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)に対するワクチンも未だに開発されていません。未知のウイルスに立ち向かうのは、自身の体力(免疫力)と注意力の他にないと、肝に銘ずるべきなのです。

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