40歳からの不妊治療 産みたいのに産めない

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 “卵子老化”の衝撃

 血液で胎児がダウン症かどうかほぼ確実に分かる新しいタイプの出生前診断を、国立成育医療研究センターと昭和大病院などが臨床研究として開始しました。賛否両論があり、慎重な議論が必要ですが、急増する、妊娠を望む40代の奥様に、より多くの情報が与えられることは、大変意義深いことと、考えています。

 NHK総合テレビで、高齢出産に関する番組が放映されました。今、全国の不妊治療クリニックに、30代、40代の女性たちが次々と訪れ、衝撃を受けているとのことです。健康なのに、「妊娠の可能性が低い」と告げられる。原因は“卵子の老化”とのこと。当薬局にも、番組を見た感想が多数寄せられました。

 胎動感じ、気持ち新た

 Aさん(40代)のメール「五ヶ月に入り、胎動も感じるようになりました。検診は四ヶ月末にしていますが、赤ちゃんは元気とのことです。便秘になりやすいということですが、むしろ私の場合は、冷えやすいのか、おなかを下すことの方があります。気をつけたいと思います。さて、お薬の方が残り少なくなりましたので、ご用意いただければありがたいです。以前からのものと同じでよいですか?そうでしたらよろしくお願いします。先日NHKスペシャルで不妊治療のことが取り上げられましたね。私が今こうしていられるのも、奇跡的なのだということ、輿水先生はじめ多くの方の助けがあってのことだということを、しっかり自覚して、身体を大事にしたいと思います。ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします」

 Aさんへ。「順調なご様子、何よりと存じます。私も視聴いたしました。早期に出産した方が有利であること。それを阻んでいる社会にも問題があること。不妊治療に関して、会社・家庭ともにタブー視する傾向があり、それは、教育にも問題があるのではないか-。そんな内容であったかと、理解しました。しかし、既に40歳を過ぎてしまって、現在不妊治療中の奥様に対しては、何らかの示唆を与えてくれる場面は無く『じゃあ、どうすればいいんだよ』と、思わず突っ込みを入れてしまいました。Aさんの頑張りは、ご自身だけでなく、多くのコウノトリを待つご夫婦に大きな希望を与えてくださいます。どうか、母子共にお健やかにお過ごしくださいませ」
 
 良い卵(胚)をつくる

 先日、日本東洋医学会県部会に於きまして「鹿茸・紅参配合剤の服用中に、体外受精にて妊娠・出産に至った高齢婦人の1症例」と題して講演させて頂きました。詳細は別の機会に譲りますが「結婚後10年以上を経過しても妊娠に至らず、8回の胚移植を試みるも着床することが出来なかった48歳(出産時)の婦人に対して漢方を投与したところ、服用開始6ヶ月に妊娠し、その後無事に出産した」という内容で、山梨日日新聞にも記事が掲載されました。少子高齢化が進む現在、漢方薬剤師という職能を通して、社会に貢献出来ることはないかと常に考えています。



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