漢方薬を服用して、体外受精にて妊娠・出産に至った高齢婦人

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昨日の第17回日本東洋医学会関東甲信越支部山梨県部会の様子が、今朝の山梨日日新聞に掲載されました。
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 発表抄録

平成24年1月28日 第17回日本東洋医学会関東甲信越支部山梨県部会

一般講演 1

鹿茸・紅参配合剤の服用中に、
体外受精にて妊娠・出産に至った高齢婦人の1症例

輿水秀之 臨床漢方薬局ナオル薬品

【緒言】過去8回の体外受精を経験した高齢婦人に鹿茸・紅参配合剤である霊鹿参カプセル(1日量6カプセル中に鹿茸末1.200mg紅参乾燥エキス800mg〔(日局)紅参3.840mgに相当〕含有 救心製薬)服用後に妊娠できた1例を経験したので報告する。

【症例呈示】症例:48歳(出産時) 女性 身長155㌢体重48㌔ 主訴:不妊症、極度の冷え症。 現病歴:結婚後10年を経過。複数の医療機関にて不妊治療を繰り返すも妊娠に至らず。検査にて両卵管に狭窄、及び閉塞を確認したため、近年は都内の不妊専門クリニックにて体外受精を繰り返すも妊娠しない。 臨床経過:服用開始6ヵ月を経過した後の体外受精により妊娠が確認され、その後、順調な経過をたどり、無事元気な男子を出産した。特段の副作用と思われるような症状は発生しなかった。

【考察】鹿茸はマンシュウアカジカあるいはマンシュウジカのまだ骨質化していない幼角で、副交感神経末梢部の緊張亢進、神経・筋系の機能促進、心機能の正常状態への回復促進、消化器系の機能促進、腎の利尿機能促進、疲労回復、性機能の回復促進、創傷治癒促進、摘出腸管と子宮の興奮、抗体産生増強、免疫複合体除去能の促進、補体の活性化、老化改善などの薬理作用を有することが報告されている。近年、不妊症に対する一般検査、ホルモン治療、人工授精のほか、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術、卵管鏡下卵管形成術、体外受精(顕微授精)などの高度先端医療が行われているが、それらの治療成績の向上(成功率の改善)を期待して、漢方薬の服用を希望する患者も少なくない。

【結語】結婚後10年以上経過しても妊娠に至らず、8回の胚移植を試みても着床することが出来なかった48歳(出産時)の婦人に対して、鹿茸・紅参配合剤を併用投与したところ、服用開始6ヶ月に妊娠し、その後無事に出産した。高齢婦人の不妊治療に際しても鹿茸・紅参配合剤が考慮されても良いと考える。


 2月6日 追記

 2月3日付け山梨新報にても記事が掲載されました。

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